TOPWORK × LIFE ストーリートラックドライバー転職 STORY 27

WORK × LIFE STORY

トラックドライバー転職 STORY 27
STORY 27
ドライバーになった年齢
23
所属支店のトラック保有数
121
帰りを待つ家族
妻と猫1匹
STORY 27
配車担当
困ったら手を差し伸べてくれる仲間がいる。人とのつながりを実感できる会社です。

ドライバーからの転身したきっかけは、当時の支店長からの一言でした

私がSBSロジコムに入ったのは20代前半のころ。当時は大学生でしたが、4年生になる手前で進路に迷い、「このままではダメだ」と焦りを感じていた時期です。そんな中、ふと思い出したのは「ドライバーになりたい」という小さい頃に憧れていた夢でした。物流業界に足を踏み入れたきっかけは、私の原点とも言えるそんな憧れからです。

最初はアルバイトとして、4トン車のドライバーからスタートしました。当時は現場での業務を通して、とにかく目の前の仕事を覚えることに必死でしたね。それでも、少しずつ物流の現場でモノが流れていく仕組みを学び、チームの動きに慣れていくにつれ、この仕事にやりがいを感じるようになっていきました。

転機となったのは、当時の支店長から「事務職として社員にならないか?」と声をかけていただいたこと。迷いがなかったと言えば嘘になりますが、「ドライバーとは違う道があるなら、挑戦してみたい」と感じ、思い切って一歩を踏み出すことにしたんです。

最初に任されたのは、勤怠管理や経費精算といった仕事でした。決して目立つ業務ではありませんが、日々の運営を支える大切な役割です。数字を扱う正確さが求められる一方で、現場の状況を把握していなければ対応できない場面もあり、事務職といっても現場との距離が近いことを実感しました。また、必要があればドライバーとして配送に出ることもあり、少しずつ業務の幅が広がっていき、気づけば配車や人員の調整、さらにはチーム全体の運営といった、支店の中核を担う役割にも関わらせてもらえるようになりました。

ドライバーからの転身したきっかけは、当時の支店長からの一言でした

ここまで自分を支えてきたのは、いろんな違いを受け入れ学ぶこと

支店運営の業務などに携わるようになってからは、いくつかの支店を経験してきました。当然ですが、それぞれの職場には違うメンバーがいて、仕事の進め方もさまざま。そんな中で印象に残っているのは、異動の際に経験した“引き継ぎ”の場面です。

それまで自分なりに工夫しながら「これが正解だ」と信じてやってきたことも、引き継ぎを通して前任者のやり方に触れることで「こんな進め方もあるのか」と、新たな気づきをもらうことがたくさんあったんです。支店ごとに文化や風土も違いますから、やり方の正解はひとつじゃない。そう学んだ瞬間でした。

以降は自分の考えや方法に固執しすぎず、柔軟に受け入れる姿勢を意識するようになりました。これは、日常業務での申し送りやメモの書き方ひとつ取っても同じことで、たとえ同じ内容でも伝え方次第で相手の理解度は大きく変わります。そんな実感があるからこそ、いまでは「次に仕事を引き継ぐ人が、迷わず動けるか」を常に意識しているんです。

仕事のやり方に「これが正解」というものはありません。だからこそ、周囲の仲間から学びながら、自分のスタイルを常にアップデートしていくことが大切なんです。そうして積み重ねてきた学びは、今の自分を支える大きな土台になっていますし、20年以上続けてこられた理由だと感じています。これからの世代にも、そんな想いや経験を伝えていきたいですね。

ここまで自分を支えてきたのは、いろんな違いを受け入れ学ぶこと

支店の垣根を越えて支え合う、SBSロジコムの“横のつながり”

これまでいくつかの支店で働いてきましたが、その中で私が特に強く感じているのは、“横のつながり”の強さです。単に顔見知りというだけでなく、いざというときに自然と助け合えるような信頼関係が、支店の垣根を越えて築かれているのです。

たとえば、異動して新しい支店に配属された時のことです。最初はやはり不安もありましたが、偶然にもそこには以前一緒に働いた上司がいてくれて。その存在が心強く、自然とその職場に馴染むことができました。また、人手が足りない時には他支店からトラックを貸してもらって助けられたり。一方で、私たちも他の支店がピンチとあれば、進んで手を差し伸べます。私が初めて異動したのも、もともとは応援で行ったことがきっかけでした。こうした助け合いが当たり前のようにずっと続いているんです。

人とのつながりに支えられてきたからこそ、普段は別々の場所で働いていても、「困った時はお互いさま」という想いが一人ひとりに根付いている。だからこそ、異動があっても不安にならずに頑張れるし、自分も誰かの力になりたいと思えるんですよね。

支店の垣根を越えて支え合う、SBSロジコムの“横のつながり”

誰もが安心して働ける環境をつくることが、今の私の目標です

現在は支店全体の運営を任される立場として、配車組み以外にも、請求や運行に関する書類の管理をはじめ、施設の保全やお客様との定例会への出席など、幅広い業務に携わっています。

なかでも日々強く意識しているのは、「すべてのメンバーが安心して働ける環境を、どう整えるか」という点です。体調不良や家族の事情など、予測できない出来事で欠員が出ることは、どの職場にも起こり得ます。そうした時に、誰か一人に負担が集中せず、チーム全体でフォローし合える環境や、現場が円滑に回るような仕組みを構築することが重要なんです。

また、仕事と生活を両立させるのも、「安心して休める環境」があってこそだと思っています。ちゃんと休めるからこそ、また前向きな気持ちで仕事に向かうことができますからね。私自身も、休日には庭の花や野菜の手入れをしながら、のんびりする時間を楽しんでいます。もう少し気持ちに余裕ができたら、家で眠っているギターにも久しぶりに触れてみたいな…なんて思ったり(笑)。

そういう小さな楽しみも大事にしながら、これからも仲間と一緒に、働きやすい職場を作っていくことが、今の私の目標です。それから、次の世代を育てることも、今の私の大切な使命だと感じています。もちろん、仕組みの整備や人材の育成には時間がかかりますし、すぐに結果が出ることではありません。まずは私自身が行動で示すことを大切にしながら、これからもメンバーと向き合っていきたいですね。

私のSBSロジコムでのキャリアはドライバーから始まりましたが、事務職になりいろんな経験を重ねながら、今では支店を任されています。これから入社される方には、私の経験から「SBSロジコムならこんな働き方もできるんだ」と感じてもらえたら、とても嬉しく思います。


(インタビュー取材 2025年6月)

誰もが安心して働ける環境をつくることが、今の私の目標です
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