WORK × LIFE STORY
SBSロジコムに入社する以前は、建設機械部品の出荷に携わる仕事をしていました。主に注文された部品をピッキングし、パレットに積む作業が中心でしたが、その他にも事務作業なども担当していました。長く勤めていましたが、いつしか「この仕事は自分に合っているんだろうか?」と悩むことが増えていました。
また、妻との間に子供ができ、時間にも気持ちにもゆとりのある働き方がしたいと考えるようになったんです。何よりも、暗い顔で仕事に向かう姿より、明るい顔で仕事に向かう姿を子供に見せたいじゃないですか。そのためにも、まずは自分に合った仕事をしようと、転職を決心しました。
トラックドライバーを選んだ理由は、前職で何度か4tのワイド車を運転した経験があり、少し幅の狭い4t車なら問題なくできそうだと思ったのがきっかけでした。それと、ずっとパソコンに向かって作業しているよりも、やっぱり体を動かして働いていたいタイプなので、長く続けられるんじゃないかなって思ったんです。
また、この支店での仕事は、子供が起きている15、16時頃には家に帰れるんです。求人情報を見た時、家族との時間をたくさん取れると感じ、私にとってはすごく魅力的でした。他の運送会社も考えたのですが、最終的には自宅からの通いやすさと福利厚生がしっかりしている点が決め手となり、SBSロジコムを選びました。
入社前は「運送業って厳しい人が多そうだな」という不安もありましたが、実際はすごくフラットな雰囲気で驚きました。上下関係のプレッシャーを感じたことはなく、必要以上に気を遣わずに働けていて、良い意味でゆとりのある職場だと感じています。
最初にドライバーとしての基本的な業務を教わったら、あとは配送ルートを覚えて、確実に届けるというシンプルな仕事です。教わったことやルールをしっかり守り、トラックに乗った後は1人で仕事に集中できるので、黙々と作業ができるのが、自分には合っていると感じています。
もちろん配送先でお客様と話したり、会社で他のドライバーと情報交換したり、人とコミュニケーションを取る場面もありますが、休み時間は1人でリラックスできますし、ある程度自分のペースで仕事が進められるので、話すのが得意ではない人でも働きやすいんじゃないでしょうか。
SBSロジコムに入ってから自分らしく働けるようになったおかげで、自分でも笑顔が増えたと思います。妻と子供にとっても私がいつもニコニコしてる方がいいでしょうし、仕事終わりの家族と過ごす時間も楽しめています。自分の気持ちに無理をせず、自分のペースで働ける環境があるって、やっぱり大事ですね。
今担当しているのは、近隣のスーパーへのルート配送です。主に生鮮食品や加工食品、飲料を運んでいます。日によって多少異なりますが、だいたい朝5時に出勤して点呼を受け、6時までセンターで積み込み作業をします。この支店では積み込みは台車で行うため、手積みの作業はありません。
店舗へ到着後は荷物を降ろし、リサイクル品などを回収。それぞれ専門の回収施設に届けてから、またセンターに戻ります。1日に1便〜3便ほど回り、16時には点呼を済ませて家に帰ります。
入社する際にどの曜日を固定で休みにしたいか相談できたので、家族との都合に合わせて決めました。仕事と生活の両立のためにも、休日はできるだけ穏やかな時間にしたいんです。なので休日は基本的に家族で過ごしますね。スーパーに行ったり公園に行ったりと、毎日どこかしらに出かけている感じです。
子供はまだ小さいですが、最近は表情も豊かになってきて、いろいろなリアクションを見るのが毎日の楽しみです。歩行器に乗った子供と追いかけっこをして遊ぶこともあります(笑)。何気ないことも本当にかわいくて、家族との時間が何よりのリフレッシュになっています。
トラックを運転していて大変なのは、普通のカーナビで案内される道が必ずしもトラックで通れるとは限らないということですね。特に初めての店舗に行く時には、普段よりも周囲の状況に気を配りながら慎重に運転しています。
それでも、よく知っていると思っていた地域で、「ここにもスーパーあったんだ!」「この道って繋がってたんだ」という新発見があったり。新しい道を覚えていくことは、ルートがつながって地図が頭の中に広がっていく感覚は、まるでゲームのマップが開放されていくようで楽しいです。
今後の目標は大きく2つ。1つは、安全運転の徹底です。月1回の安全講習では事故事例の共有を受けるたびに、どんなに運転に慣れているベテランドライバーでも事故のリスクがあることを痛感します。だからこそ、初心を忘れず、常に緊張感を持って仕事をしていこうと思っています。
もう1つは、ドライバーとして長く働くことです。運転中は集中できるし、ほどよい距離感で人とも関われる、この仕事は自分にとって本当に合っていると感じています。先輩たちの中には、50、60代でバリバリ活躍している方がたくさんいて、年齢を重ねても、現場でいきいきと活躍している先輩たちの姿が励みになります。自分もそんな風に、頼られる存在であり続けたいですね。
そのためにも、最近は体調管理には気を配るようになりました。腹筋や腕立て伏せといった筋トレをできる範囲でするようにしています。体力や健康に気を配りながら、これからも“自分らしい働き方”を大切にしていきたいと思っています。
(インタビュー取材 2025年6月)