TOPWORK × LIFE ストーリートラックドライバー転職 STORY 04

WORK × LIFE STORY

トラックドライバー転職 STORY 04
STORY 04
ドライバーになった年齢
20
SBSロジコムでの走行距離
10,000km
帰りを待つ家族
妻と子供
STORY 04
鉄道コンテナ輸送
妻に任せきりだった家のことや育児に参加できるようになったことが一番の変化です。

ドライバー歴は6年、SBSロジコムに入社するまで

上京して倉庫作業の仕事をしていた頃に、現場で仲良くなった運送会社の方に誘われたことが、ドライバーになったそもそものきっかけでした。

特別ドライバーになりたかったわけではありませんが、もともと乗り物は好きだったし、興味が湧いて飛び込んだ感じです。その頃はまだトラックドライバーの業界って、なんとなく怖い人たちがいるイメージだったんですが(笑)、実際はそんなことなくて、みんな優しかったです。

最初に入社したのは、一般貨物の長距離輸送を行う会社でした。大型トラックに乗るようになったのもこの頃からで、せっかくトラックに乗るなら大きなトラックに乗りたいと思い、21歳で大型を取れるようになってすぐに免許を取りました。その会社では3年半ほど働いていましたが、当時は週に1回しか家に帰らないような生活でした。

次に入った海上コンテナ輸送の会社では、牽引の免許も取ってトレーラーに乗るようになりました。横浜港で積んだコンテナをお客さんのところに運んで、また別のコンテナを港まで運ぶという仕事でした。港にあるコンテナターミナルって混むんですよ。どうしても待ち時間が長くなるので、基本的に毎日家には帰れるのですが、帰ってもお風呂に入って寝るだけ、みたいな生活になっていました。

その間に結婚して子供が生まれて、やっぱりもっと家にいる時間を増やしたいと思ったのが、転職するきっかけでした。まずは求人サイトで検索して、気になった会社に電話で聞いたり、実際に面接に行ったり、仕事の合間を縫って時間を作って、家庭と仕事のバランスが取れそうな職場を探しました。

SBSロジコムの求人を見つけたとき、ドライバーでも固定給があって残業代も出るという、それまでとは全く違う給与体系に目が止まりました。それまでの働き方の方が収入は多かったのですが、勤務時間に定時があって、毎日家に帰って家族との時間を過ごせるというのはやっぱり魅力的でした。

ドライバー歴は6年、SBSロジコムに入社するまで

手積み手下ろしがあっても入社を決めた、鉄道コンテナ輸送の仕事

まず最初は支店に電話をしました。支店長から説明を受けたのは、ドライバーに嫌がられる手積み手下ろし(バラ積み)があることでした。その時かなり念を入れて説明してくれたのですが、これまでにもバラ積みがキツくてすぐに辞めてしまった人がいて、そうなるのはお互いに良くないという思いが強かったみたいです。

その後、実際に入社してから実感しましたが、正直やっぱりバラ積みは大変です。そこは支店長がお話ししてくれた通りでした(笑)。自分はこれまでの仕事で荷物に触ることが一切なかったので、余計にそう感じるのかもしれません。以前の仕事も、早朝からずっと走り続けて、晩まで運転で気を張りっぱなしなので、大変は大変でしたが全然違うタイプでしたね。

鉄道コンテナひとつの積載量は5トンですが、重さよりも荷物の体積で計算されることが多いですね。コンテナの容積をぎりぎりまで使うために、無駄な隙間を作らず、荷物が崩れないように積んでいく必要があるんです。荷物がすべて同じサイズの箱なら簡単ですが、実際にはいろんなサイズの箱を組み合わせて積むことが多いので、パズルのようにかなり頭を働かせます。

あらかじめ荷物の量が多いことが分かっている現場では、二人で協力して積み込むように配車が組まれることもあります。現場によってはパレット積みしたり、お客さんが自分で積み込んでくれる場所があったりして、全ての現場でバラ積みをするわけではありません。

同じコンテナ輸送でも海上コンテナのときとは違って、積み込みをしてる時間にお客さんと直接話しができたり、先輩と一緒に積み込みで試行錯誤したり、コミュニケーションを取る場面が増えたことが自分にとっては新鮮でした。

手積み手下ろしがあっても入社を決めた、鉄道コンテナ輸送の仕事

帰りが早くなったので、夕飯の準備をするようになりました

一番大きく変わったのはやっぱり家のことや育児に参加できるようになったことですね。それまで妻に任せきりにしてしまっていたことを、分担してできるようになりました。

今は16時半とか17時ごろには家に帰れるので、夕飯の準備を自分がするようになって、家族3人でご飯を食べる時間や寝かしつけまでの間に子供と遊ぶ時間ができました。なんでもないことなんですが、すごく幸せです。

2歳の息子は、いま音の鳴るおもちゃにすごくハマっていて、ずっと触ってますね(笑)。そういう姿を見ていて、当たり前ですけど仕事頑張らなきゃとか、運転に気を付けなきゃとかって思います。

会社全体で安全運転に対する意識が高いので、その点でもすごく助かってますね。車の速度を上げなくても、ちゃんと間に合うように配車スケジュールが組まれてるんです。安全運転を続けるのって気持ちの問題だけじゃなくて、環境も大事なんだなって思うようになりました。

帰りが早くなったので、夕飯の準備をするようになりました

飽きない仕事、毎日違うところに向かうのが好きなんです

これまでと違っていろんな荷物を扱うようになったので、今まで触れてこなかったものと出会うのが面白いですね。

鉄道で運ばれてくる荷物には意外と農産物や食品が多いんですが、そんなところで季節を感じられたのも面白かったです。神奈川県は消費者が多い土地なので、スーパーで大量に出回る季節の食品が、鉄道貨物で一気に届くそうです。だから、夏の間はコンテナいっぱいに積まれたそうめんを何十回も運びました(笑)。

毎日行き先が違って、単調にならない、飽きないでいられるところがドライバーの仕事の好きなところです。まだ入社して5カ月で先輩から教わることも多いですが、仕事のことも家庭のことも、もっと充実させていきたいと思っています。

(インタビュー取材 2024年10月)

飽きない仕事、毎日違うところに向かうのが好きなんです

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